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未完のカムイ 「カムイ外伝」感想

2009/09/21
kamui4.jpg


昨日は大興奮の一日でした。

丸の内の舞台挨拶で崔監督にお花を渡した
はるかぜちゃんのブログによると、
やっぱりカムイに渡さなかったことを後悔してるみたい(笑)

最近彼女のブログにハマっていて。
カムイに恋する乙女ごころにすごく共感するんですよね。
はるかぜちゃんがおしゃまなのか
わたしの精神年齢が低いのか(^^;)

で、「カムイ外伝」映画の感想(以下ネタばれあり)です。
期待が大きすぎて観て失望したらどうしよう。
そんな懸念を吹き飛ばすくらい、
わたしにとっては純粋に楽しめる映画でした。

まずはアクション。
アクション監督の谷垣さんが
ハリウッドや香港映画のコピーではなくて
日本映画ならではのアクションを表現したいとおっしゃってましたが、
地を這うような泥臭さと本物の殺気を感じる殺陣、
まさに血の匂いのするアクションだったと思います。

問題のCGとワイヤーアクションは
たしかに違和感を感じる部分はあるんだけど
あえて劇画のタッチを残してアナログな表現に
したのかなぁ?とも思いました。

でもCGなしのアクションのほうが圧倒的にカッコよかった。
半兵衛に初めて声をかけるシーンで
樹の上から、スタっと降りてきて
そのままヒラリヒラリと身をかわしつつ
半兵衛を羽交いじめにするところ、
その身のこなしにゾクっとしました。

圧巻は不動との対決シーン。
いわゆる時代劇特有の見得を切るような
立ち回りはいっさいなし。

松山くん自身も、「斬る」という言葉しか
頭になかった、というように
斬るか斬られるか、とにかく息詰まる格闘でした。
十文字霞くずしにはシビレた~~。


人間ドラマの部分でいうと
サヤカとカムイの淡い恋物語が切なかった。
大後寿々花ちゃん、助演賞モノです。

kamui2.jpg

この月日貝のシーンは2回観て2回とも泣きました。

抜け忍として残酷なもの、醜いものをイヤというほど
目のあたりにしてきたカムイが
月日貝を見てひとこと「美しい貝だ」と。
そのときの顔がなんともいえず透明でピュアなんですよね。

カムイが求めた自分らしく生きること、
生きている実感がその瞬間に
凝縮されている気がして、涙が止まりませんでした。

松山くんの演じるカムイは強さというより
繊細さが勝っている気がしました。
忍びとしては時に無防備なくらい優しい表情を見せる。

原作のカムイは鉄の意志を持ちブレない強さがありますが、
松山くんのカムイはまだそこまで成長していない。

だからこそラストで、愛する者を自分の運命に巻き込んで失った
カムイの怒りが爆発したときに凄味を感じたんだと思います。

松山カムイが、この先どう変わってゆくのか
どうしても見届けたくなりました。


全編通じて、役者さんたちや作り手の方たちの
息遣いを感じるような、必死にもがく熱が伝わるような、
そんな熱い作品でした。

崔監督がおっしゃっていた
「生き抜け」とのメッセージ
たしかに受け取った気がします。


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01:54 松山ケンイチ | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
素敵な評です☆
ホワイトネイルさん、こんばんはーーー!!!

素晴らしい映画評ですね!!!!このまま新聞記事に掲載して欲しいくらいです。

ホワイトネイルさんの評によって、『カムイ外伝』という作品がますます深められた
気さえします。

全然語彙が足りてなくて素敵とか素晴らしいとか、月並みなことしか言えず、
すみません(><)

アクションですが、たしかにハリウッドや香港映画のみたいに
ただただカッコイイのとは違って、もっと生生しくて、荒っぽくて、
野性的な匂いがしましたね。

そもそもが漫画なので、ありえない!!って感じの、ある意味不自然な動きが
あっていいわけですよね。あまりにスムーズな動きだと、劇画調じゃなくなって
しまいますものね。

アナログ・・・確かに、そうですね。いろいろなところで、手作り感溢れる映画ですよね。

なんだかんだ言って、アクションシーンは俳優さんの動きをそのまま使っている
場面が多いというお話ですものね。

寿々花ちゃんの演技は素晴らしかったですね。ピュアで、まっすぐで一生懸命で、
心を打たれました。

ふうかちゃんは本当にかわいらしいですねーーー。彼女のブログ、微笑ましいですよね。カムイカムイって言っていて。
確かに共感しちゃいます。気持ち、すっごいわかりますよーー。

やっぱりカムイに渡したかったのね★でも監督に渡して、えらいえらい。

>松山くんの演じるカムイは強さというより
繊細さが勝っている気がしました。
忍びとしては時に無防備なくらい優しい表情を見せる。

私は原作を読んでいない不届き者なので、そういう違いがあるということを
教えていただけて良かったです。ありがとうございます。

そうですよね、あの貝のシーンは美しすぎます。貝もですが、なにより
カムイの表情が美しくって、泣けますね。

原作ではもうすでに何度も何度も、同じような地獄を潜り抜けているカムイですが、
映画では、初めて見せられた地獄で、(っていう設定でいいのですよね?)
だから、あれほどまでに怒りを爆発させたのでしょうね。

青年らしく心を揺れ動かしたり・・・寡黙だけれど、松山カムイは優しくて
脆い部分を抱えていましたよね。次回作ではもっとニヒルな感じになっているやも
しれません。

すみません、つい感動して長々と書いてしまいましたm(. .)m
素敵な評をありがとうございました★

かなでさんへ
こんばんは~!
いよいよ連休も明日までですね。
シルバーウィークはカムイ一色でした。

全然映画評なんて言えるものじゃなくて恥ずかしいです(^^;)
これから繰り返し何回も観るだろうし
とりあえず最初に受けた印象を忘れないようにと思って書きました。

ちなみに今日、3回目観てきました。
前の2回は友だちとか周りの人の反応が
気になったりして、余計な力が入ってたみたい。

舞台挨拶で、松山くんが
「飯綱落とし」でカナダで笑いが起きた話を引き合いに出して
もっと自由に楽しんで、と言ってましたよね。

肩の力を抜いて観てたらCGもまぁご愛敬だし
カムイの表情とか細かいアクションとか見どころは尽きなくて
3回目でもまったく飽きなかったですよ。

>青年らしく心を揺れ動かしたり・・・寡黙だけれど、松山カムイは優しくて
脆い部分を抱えていましたよね。

かなでさんが言うように、
松山くんのカムイは感情の振れ幅が大きくて
強さと弱さのギャップがなんとも魅力的でした。
次回作では、ニヒルになったカムイをぜひ観たいです!

次回、あるかなぁ~~?あるよね!
はるかぜちゃんかわゆすですね
お久しぶりです。
はるかぜちゃんのブログ、教えてくださってありがとうございました。
ヌケニンじゃないから・・・とアップされてて笑いました。
子どもの心にも大きな何かを残したんですね、カムイ。
み~みさんへ
お久しぶりです~!お元気でしたか?
カムイ祭りですっかり浮き足立っております(^^;)

はるかぜちゃんのブログ、ホントに和みますよね~。
わずか8歳なのに、松ファンの心を揺さぶる記事が満載で
「出来る!」って感じです。
ヌケニンって言葉を知ってる小学生もなかなかいませんよね(笑)

しばらくはカムイ祭りが続いてしまうと思うのですが
またぜひ遊びに来てくださいね~。
お待ちしてます。

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